一宮市観音寺 ファミリー用物件 築35年超

一宮市観音寺にある築38年のファミリー用部件を平成28年9月より管理開始。
空室自体は11部屋中2部屋と多くはないのですが、築年数38年の為、新規客付けが難しい物件でした。
古い物件はまずリノベーションなど、高額なリフォームをして入居促進することが考えられます。
しかし、洗濯機が室内ではなくベランダにある等の問題が多く、それらを改善する費用を考えると採算が合わないと思われました。
そこで、リフォーム代は抑えて、家賃を抑えて募集するのが得策と考えました。
もちろん、家賃を抑えてもすぐに退去するような入居者では、家主様にとっては意味がありません。
そこで、特に長期入居が見込める入居者の獲得を目指しました。

【過去の契約履歴から頼る相手を選別】
「長期入居者の獲得」と口で言うのは簡単ですが、実際にはそんな都合の良い入居者はなかなかいません。
ただ、弊社が管理する前の契約履歴を調べたところ、客付けしている仲介業者が偏っていました。
しかも、いずれの契約の担当者も同じだったので、その担当者に頼るのが一番と判断。
接触して、長期入居者となりそうな方ならば、積極的に交渉に応じる旨をお伝えしました。

結果はその担当者が12月と翌年4月に空室を埋めてくれました。
特に4月のお部屋は、大幅リフォームをしているわけでもなく、階段で4階のお部屋の為、
非常に客付けは困難なお部屋でした。
しかし、その担当者の機転で法人契約で満室となりました。
適切な相手を見つけて頼ることで大きな成果が得られた実例でした。

弊社はリフォーム会社ですが、今回のケースのようにリフォームに頼らない改善も行います。
一般のリフォーム会社にリフォームを頼んでも、このような判断はできないことでしょう。
この辺りが、仲介業者の経験を持つリフォーム会社である弊社の強さだと考えております。